結婚式で上映するプロフィールムービー「photon」の解説
プロフィールムービー「photon」の制作にあたり新郎新婦の二人が写真を選ぶ作業の助けとなるように解説していきたいと思います。「photon」は最大で70枚とたくさん写真が使えるタイプのプロフィールビデオです。構成は画面に写真を複数枚並べてレイアウトしていくので効果的な写真の選び方のポイントを紹介していきます。家族写真を中心に構成するもよし、友達や会社の仲間とバランスよく配置して生い立ちを紹介していくもよし、対応力高めのムービーなので二人らしい結婚披露宴にぴったりのムービーになれば嬉しいです。
この記事の目次
まずは「photon」のサンプル動画はこちらから
- 上映時間：6分40秒程度
- 写真：最大70枚まで
- 新郎：12シーン、新婦：12シーン、二人：5シーン
オープニングはお気に入りの写真で！（0:15）
始まりのシーンではそれぞれ雰囲気のよいソロショットを使います。一人で写っている写真がない場合はデート中の二人のツーショットから切り出してもいいですが、自撮りのように二人の顔を寄せ合っていたり、顔と顔とが近いとうまくトリミングできない場合もあります。
通常は制作側のおまかせで写真を選ばせてもらうのですが「この写真で！」と指定していただいも大丈夫です！大人になった近影でも、子供の頃の可愛い写真でもOK。ただレイアウトの関係で左が新郎、右が新婦になります。お互いが向き合っている写真から切り出して使う場合は少し注意です。
今までの統計だと普段の写真を使う人、前撮り写真を使う人、、半々くらいの感覚です。お子さんがいらっしゃる場合はパパと息子、ママと娘という構図もありました。決まりはないのでいろんなアイデアで写真を準備してください！もちろん試写の後に差し替えもOKなので安心ください。
１枚目は基本情報なのでソロショット推奨（0:30）,（3:00）
プロフィールムービー「photon」では写真を並べてレイアウトが特徴ですが、、１枚目はソロショットでお願いします。生まれてすぐの赤ちゃんの写真でもいいですし、３歳くらいの可愛い時期でもいいと思います。たまに大人になった近影を使われる方もいらっしゃいます。オープニング（0:15）で使う写真からの流れを考慮してどんな写真を使うか決めればいいと思います。迷ったら赤ちゃんの写真がわかりやすいです！
アレンジするなら
写真右の欄には基本的なプロフィール情報として：名前：ローマ字表記：誕生日：血液型：一言：が入ります。希望があれば他のプロフィール情報へ変更可能です。たとえば、血液型をやめて出身地とか。誕生日をやめて好きな食べ物とか。備考やコメント欄にちょっことメモしていただければ対応します！ただ欄自体はあまり大きくないので長い文章は入りません。簡単に！！
幼少期の得意ポーズを並べてみる（0:45）
小さい頃にやっていたお気に入りのポーズ、、ハマったアニメや特撮のキャラの変身ポーズや謎の可愛い決めポーズ。いろんな背景やシチュエーションの写真を並べることで本当にいつもやってたんだというリアルさがきっと出るハズ！サンプルムービーでは写真を縦３枚を並べています。動画のアスペクト比は１６：９という横に長い画面なので縦写真を並べる方がカッコよく収まります。写真が横向きでも制作する際にトリミングで調整して作っていきますのでそこまで気にしないで大丈夫ですが、もし余裕があるなら写真選びの時に少し頭の片隅に入れておいていただくと助かります！
(1:30)では２歳３歳４歳の時のHalloweenの写真を３枚並べています。それぞれはソロショットの写真でないのですが上記の人数くらいなら上手くまとまります。お遊戯会などたくさん人が映っている中から本人だけをトリミング（不要な部分をカット）することもできます。
ポイント
縦の写真を３枚は安定の構図ですが、そんな都合よく３枚揃わないこともあるとあると思います。そんな時は２枚でも大丈夫！もし横向きの写真でも十分な余白があればトリミングして縦レイアウトで使うこともできます。
「生い立ちのなかで関連性のある写真をまとめる」(1:05)
プロフィールムービーではきちんと時系列に写真を並べていくことを優先しがちですが「photon」ではそこまで拘らなくてもいいかなと思います。多少時系列が前後しても関連性でまとめると雰囲気がよくなる場合があります。
例えば、毎年行ってた家族旅行の写真（旅先での家族写真を集めてみる）、電車や釣りといった趣味でまとめる（いろんなローケションやポーズで撮った写真など）、母方や父方のおじいちゃんおばあちゃんを一緒に出す、などなど。
ただ意外とスポーツ系は小・中・高・社会人と長く続いてその時々の恩師や仲間が違うのでまとめづらいこともあります。その場合は無理にまとめず時系列で紹介していけばいいと思います。ベーシックに中・高校時代でお世話なった方々で１シーン、大学でお世話になった方々で１シーン、社会人で１シーンという風に。
まとめやすい写真
- お母さん手作りのお洋服たち
- 小さい頃の毎年のお誕生日会や手作りケーキ
- 毎年恒例の家族旅行（ディズニーや登山）、地元のお祭り
- 小学校の頃たくさん通っていた習い事（ピアノ、スイミング、習字など）
- 父方と母方の親族
上記は一例なので二人の生い立ちに合わせて色々な写真を組み合わせてください。４枚でレイアウトする場合は写真が小さくなるので集合写真ばかりだと本人がどこにいるか分からなくなるとともあります。希望があれば本人位置に「↑」や「○」で囲むアレンジもできますのでお申し付けください！
「大きく１枚を使って流れにアクセントを入れる」(2:00)、(4:30)
たくさん写真を使うことができるプロフィールムービーですが１つ注意したいポイントがあります。ひとつのシーン（画面）に詰め込み過ぎるとどうしても１枚１枚の写真が小さくなって見えづらくなります。特に集合写真をたくさん並べると誰がどこに？状態。。。
そこで流れにアクセントを付ける意味でも１枚で画面をどーんと使うシーンをたまに入れるとメリハリが出て全体が締まります。もともと自分の生い立ちの写真が少なくてあまり並べる構図が使えないけどこのphotonのデザインは好き！という方には基本は１枚つづ使う構成でたまに２-３枚並べる流れでの制作も可能です。
- 写真が少ない方でも普通のプロフィールムービーのように１枚づつ使えばOK！！
「兄弟姉妹をまとめてレイアウト」(3:20)
いろんなアイディアが１番試せるのが兄弟ショットかなと思います。サンプルムービーでは「お姉ちゃんになりました」ですが、、いつも一緒だったねというコメントを添えて同じポーズ。毎年の誕生日ケーキや七五三の写真を並べてもいいかもです。「小さい頃の背比べしている写真」などを大きくなった兄弟で同じ構図で取り直して並べても面白いですね！
ここでは兄弟でまとめていますが幼馴染でも同じ構成ができると思います。同じ幼稚園、小学校、中学校時代、そして大人になってからの近影といくつか写真があればお互いの成長の過程も見れて仲良し具合が表現できそうです。
二人パートはデートや前撮りの王道でOK（5:18～）
新郎・新婦パートで家族や友人は紹介できると思うので二人パートはデートや旅先の思い出の写真を詰め込んだ王道の流れで大丈夫だと思います。春夏秋冬の季節ごとにデート写真を並べてもいいですし、スノボーや海などお互いの趣味を紹介してもいいですね。ツーショットをたくさん撮る方は写真選びが大変だと思いますが逆に二人の写真が少ない。。。と相談されることもあります。
そういう時の答えは…今から撮りましょう！！例えば実家に寄ったついでに家族写真を撮る、婚姻届を書いたら記念に写真を残す、市役所の前で、近所の公園で。あっという間に５-６枚は増えます。
もしウェディングドレスやタキシードといった前撮り撮影があれば是非使ってください！
ラストの写真は横向き余白多めがおすすめ（6:40）
いよいよ写真選びもラストになりました。最後の写真にはコメント欄はありませんが小さいメッセージとクレジットが入ります。そのため余白が大きい写真がオススメです。そして全画面に大きく１枚を使うので写真の向きは横向きを選びましょう。普段のオフショットを選ぶと二人らしさが出て、前撮り写真では結婚式らしさウェディングムービー感が演出できると思います。
よくある質問
BGMを変更する場合や実際に完成したあと修正はできるのか？ などよく頂く質問をいくつかまとめています。
Ｑ：BGMは変更できますか？
- A：お好きな曲に変更可能です。変更する場合はISUMへ著作権申請が必要なので、まずはISUM楽曲データベース（isumのHP内）から使いたい曲があるかチェックしてください。楽曲がリストにない場合は申請ができないため残念ですが変更できません。
- 「photon」は6分40秒くらいのムービーです。新郎パート（2分40秒くらい）新婦と二人パート（4分）なのでサンプルでは２曲構成にしています。2分40秒くらいでぴったり終わる曲はあまりないので新郎パートの曲を変更した場合は途中でフェードアウトして曲を終わらせる編集になると思います。そして4分くらいの曲で新婦・二人パートを収めていくとちょうど収まります。5分超の長尺の曲を使う場合などはイントロをカットしたり２番の歌い出しから使うといった方法もあります。
- 曲の変更でたまにあるのが１曲で作れますか？？というお問い合わせです。その１曲が6分40秒ほどあればそのまま作れるのですが大抵の場合は曲の方が短いので困ります。。どうしても１曲で収めたい場合は、新郎１２シーン、新婦１２シーン、二人５シーンのうち必要に応じていくつかシーンをカットします。そして表示時間を2秒くらい削ってなんとか収める感じです。表示時間を短くなり写真の切り替わりがテンポアップするのでコメントは簡潔にした方が読みやすくなります。
Ｑ：試写の後に修正はできますか？
- A：写真の差し替えやコメントの修正など時間の許す限り何度でも大丈夫です。せっかくの結婚式で上映するものなので納得のいくまで調整お付き合いします！！ただ試写→修正→再試写→修正、、とやり取りを重ねる時間が必要なのでお式ギリギリのオーダーの場合は時間的に難しいことがありますので結婚式のお日にちまで余裕を持って取り掛かることをオススメします。
Ｑ：写真の補正や傷は消せますか？（プリクラも使えます）
- A：写真に入った傷や小さい文字はデジタル補正で消すこともできます。ただ状態にもよりますので、顔にがっつり重なっているものは難しい場合があります。古くて色あせた写真もある程度デジタル補正で色味を戻せますが、色あせもひとつの味なのでそのままでも大丈夫です。全体的に暗い写真は明るさを持ち上げたり１枚１枚軽く補正をかけていきますのでこちらでスキャンからさせていただいた方が最終的な仕上がりはキレイです。写真の補正作業は無料ですのでご安心ください。プリクラ、写真素材として送っていただければこちらでスキャンしますので使用可能です。
その他
一般的な質問はHPのQ&Aのページにもまとめてありますのでこちらもチャックしてください。お問い合わせフォームから直接質問されても大丈夫です！！
まとめ
出来るだけ詳しい解説をと気合を入れたら長々となってしましたが、、基本的には写真を選んでコメントを考える！シンプルな作業なので色々悩まずにむしろ楽しんで準備して欲しいなと思います。あーこんな写真あったんだ、懐かしい写真、若い両親の写真に、おじいちゃんおばあちゃんたち、記憶にない謎のポーズ。様々な記憶を思い返しながらコメントを作って最後は素敵な二人のプロフィールムービーになること。そして結婚式で上映してゲストの皆さんに楽しんでもらうこと。そのお手伝いができれば嬉しいです。
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